パソコンで地デジを見てみたい! 自分専用のテレビがほしい、パソコン作業の合間の息抜きに、 もう1台テレビを用意するよりも今あるパソコンで地デジを楽しめる環境を作ってみませんか? ここではお手持ちのパソコンで地デジを楽しむために必要な情報をお伝えします! |
パソコンで地デジを見るには? もともと地デジ機能が付いていないパソコンで、地デジを見よう、録画しようとする場合には なんらかの形でパソコンに地デジチューナーをつなぐ必要があります。 パソコンで利用できる地デジチューナーは、大きく2つの種類があります。 ●内蔵カードタイプの地デジチューナー お使いのパソコンがデスクトップPCの場合、内蔵カードタイプの地デジチューナーが使えるかもしれません。 余分な機器を外に出しておかない分、パソコンまわりがスッキリとするメリットがありますが、 パソコンを開けて自分で取り付けをしなければいけなかったり、コピーガードなどに対応するため 専用の機材が必要となる場合があるなど、使用するためのハードルが若干高いというデメリットもあります。 ※画像はバッファロー DT-H50/PCIです ●外付タイプの地デジチューナー ノートPCや液晶一体型PCなどの場合は外付タイプの地デジチューナーがおすすめ。 内部の構造が特殊な液晶一体型PCや、ノートPCなど内蔵カードタイプが使えない場合は、 外付タイプの地デジチューナーを使うことになります。 ほとんどの製品がUSBケーブル1本でつなぐだけのお手軽なチューナーで、 製品によっては古いパソコンでも楽しめる場合があります。 ※画像はバッファロー DT-H30/U2です |
自分のパソコンが地デジに対応できるか確認! パソコン本体が、地デジに対応しているかをまずは確認しましょう。 はじめから地デジ機能が付いているパソコンの場合は、そのままパソコンのマニュアル通りに設定してすぐに使えると思います。 ここでは地デジ機能が付いていないパソコンで、あとから地デジ対応できるかを確認していきましょう。 ※いずれの機能についても、地デジチューナーの箱や、チューナーメーカーのホームページで 「このくらいの機能が必要です」という対応情報が記載されています。 購入しようとしている地デジチューナーについて、事前によく確認しておいてくださいね。 ●USBポートはありますか? お使いのパソコンに、USBポートは付いていますか? 外付タイプの地デジチューナーは、ほとんどがUSBケーブルでの接続になります。 USBポートが付いているか確認しておきましょう。 また、USBポートには「USB1.1」と 「USB2.0」の2種類のバージョンというものが存在します。 地デジチューナーをつなぐ場合に必要なのは、「USB2.0」です。 パソコンのマニュアルや、メーカーのホームページに「仕様表」というものがありますので、 そこでUSB2.0に対応しているか確認しましょう。 ※USBポートはこのような形をしています ●お使いのウィンドウズのバージョンは? ほとんどの地デジチューナーで、必要なウィンドウズのバージョンが指定されています。 お使いのウィンドウズがどのバージョンなのか確認しておきましょう。 地デジチューナーを使う場合、WindowsXP、Vista、7のいずれかである必要があります。 (製品によってはXPで使えない場合がありますので、よく確認しておきましょう) ※確認の仕方 「スタート」 ボタンをクリックして、「マイコンピュータ」を右クリックします。 表示されたメニューの一番下、「プロパティ」をクリックするとお使いのパソコンに関する情報が表示されます。 ●CPU・メモリの性能は? CPUやメモリの性能が足りていないと、地デジの映像がカクカクしたり、まったく写らなかったりします。 最高画質で楽しむためには最近のパソコンの性能がないとつらい部分もありますが、 標準画質やLP画質(レコーダーの3倍録画、LPモード等のように、若干画質を落としたモードです) では そこまで最新の性能は必要ない場合が多いです。 CPUやメモリの性能は、 パソコンのマニュアルやメーカーのホームページに「仕様表」というものがありますので そちらで確認しておきましょう。 ※ LP画質・LLP画質(さらに画質を落としたモード)では、PentiumM 1.1GHz、メモリ1GB程度のPCでも十分楽しめるようです。 ●HDDの容量は? 一般的には地デジを見るためのソフトをインストールするのに、2GB程度の空き容量が必要です。 これだけであれば、WindowsXP以降を使っているパソコンでは十分な空き容量がある場合がほとんどですが、 さらに録画をしようとする場合にはさらに大容量のHDDが必要になってしまいます。 パソコン本体のHDDが元々大容量のHDDを搭載していれば問題ありませんが、 そうでない場合は外付のUSB HDDなどをつなげて、容量を増やすこともできますので検討してみてはいかがでしょうか? ●グラフィック機能は? 使用するグラフィック機能に対応した「COPPドライバー」というものが必要です。 COPPドライバーは、最新グラフィックドライバーに含まれます。 最新のグラフィックドライバーは、パソコン、グラフィックのメーカーや販売元より提供されております。 各社Webサイトから最新版をダウンロードしてお使いください。 バッファローでは事前にパソコンの対応状況を確認できるツールを用意しています。 ここまで記載した内容も簡単に確認できますので、1度チェックしてみてはいかがでしょうか? バッファロー ストリームテスト for 地デジ |
地デジがうまくうつらない・・・重要な確認事項! ●地デジがうつらないときの原因は? よくある原因としては、 ・そもそも放送地域外だった ・放送地域内ではあるが、電波が弱い ・ケーブルの接続不良 ・分配機やブースターがデジタル非対応 といったものが挙げられます。 それぞれの対応策としては、簡単に以下のことが考えられますね。 ・そもそも放送地域外だった 残念ですが、今すぐに見ることはできません。 放送開始時期まで待つしかないからです。 ・放送地域内ではあるが、電波が弱い ブースターという電波の増幅器を取り付けてみましょう。 もちろん、地デジに対応できるものを選んでください。 ・ケーブルの接続不良 きちんとアンテナケーブルが差し込まれていなかったり、 コネクター部分が破損していないか確認しましょう。 ・分配機やブースターがデジタル非対応 アナログ専用の場合、地デジの電波をうまく処理できない場合があります。 地デジ対応品に交換してみましょう。 ●うつらないとき原因・特殊な事情 上で挙げた例以外に、ちょっと変わった事情でうつらない場合があります。 ・アナログは受信できるのに、地デジは受信できない その1 アンテナが地デジ対応ではない場合に起こります。 地デジの受信にはUHFアンテナが必要です。 また、地域によってはアナログ放送と地デジ放送の電波塔の場所が違う場合があり、 その方向にアンテナがきちんと向いていないといけない場合があります。 他にも屋内配線が地デジに対応できない、といった場合もあります。 このような場合、まずはお近くの電気屋さんやマンション・アパートの管理組合に相談しましょう。 ・アナログは受信できるのに、地デジは受信できない その2 地デジの電波が強すぎて受信できないという場合があります。 この場合、電波の減衰器(アッテネーター)を取り付ける必要があります。 また、電波が強ければ大丈夫だろうと、事前にブースターを取り付けていた場合、 取り外したら何の問題もなく見られた、ということもしばしば。 1度確認してみてください。 ・テレビではうつるけど、パソコンではうつらない CATV経由で地デジを見ている場合(電波障害対策で共聴ケーブルが引かれている場合も)に起こりえます。 CATVの場合、電波の送信方式がいくつかあり、パソコンのチューナーがその方式に対応していないために パソコンでだけ地デジが見られないということが起こります。 どの方式で送信しているかは、実際にCATVの会社に問い合わせないと分かりません。 パソコンの地デジチューナーがどの方式に対応しているか確認してみましょう。 いずれの場合でも、素人にはまったく分からない・対応しきれない事情ということがありえます。 困ったときはお近くの電気店のプロや、マンション・アパートの管理組合にまずは相談してみることをおすすめします。 |
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